宝塚ファンの聖地巡礼:関連スポット紹介

宝塚聖地巡礼関連スポット 宝塚ファン活動・観劇ライフ

初めて宝塚の地を訪れた日のワクワク感は今でも鮮明に覚えています。劇場の美しい外観や華やかなファンの熱気、そのすべてに心を奪われ、宝塚の街の一つ一つが特別な意味を持つようになりました。本記事では、観光地として“紹介”するだけではなく、実際に体験したファンのリアルな視点と想いを交えて、「ここだけは絶対に外せない!」と感じた宝塚ゆかりのスポットを紹介します。他の記事とは一線を画した、あなただけの観劇旅のヒントにしていただけたら嬉しいです。

宝塚ファンの聖地巡礼:関連スポット紹介

宝塚大劇場|宝塚歌劇の本拠地

宝塚大劇場は、まさに“夢の国の入り口”のような場所です。初めて正面玄関をくぐったとき、きらめくシャンデリアと優雅な制服のスタッフに圧倒されたのを覚えています。公演当日は、推しの組カラーに身を包んだファンで大賑わい。開演前に館内のカフェでランチを楽しみ、キャトルレーヴで推しグッズを手に入れ、はしゃいでしまったのはいい思い出です。

Rui
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特に印象的だったのが、“宝塚限定ハッピーターン”探し。噂通り、終演後には完売していたことも……。マグネット付きのお菓子缶は公演ごとにデザインが変わり記念にもなります。私自身、コレクションを並べて毎回眺めては観劇の思い出にひたっています。まさに、劇場を訪れることでしか味わえない“現場の熱量”が詰まっています。

宝塚音楽学校と旧音楽学校(宝塚文化創造館)|スターになるための学校

毎年、桜の季節になると宝塚音楽学校の前には緊張した面持ちの受験生と、見守るご家族・ファンの姿が印象的です。私も何度か入学式の日に訪れ、ご自分の夢へ挑む生徒さんたちにエールを送りました。一般公開はされていませんが、門構えの前で記念撮影するファンも多いです。
また、旧校舎を活用した宝塚文化創造館の「すみれミュージアム」では、実際に使われていた教材や当時の写真を見ることができ、まるで生徒さんの日常を追体験できるよう。モニターに流れるレッスン映像には思わず惹き込まれ、その場に居合わせた他のファンと感動を分かち合ったのも印象に残っています。

【トリビア】旧音楽学校は、手塚治虫記念館の裏の方にあり、つたのからまる雰囲気のある、音楽学校の看板もそのままで、現在は、宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎)として、2階のすみれミュージアムも(一般300円)で公開されています。

ここには宝塚音楽学校での予科・本科の2年間を追ったお写真や授業で使用されていた数々の教材の展示、4箇所のモニターで、普段見ることができない音楽学校の実際の授業風景も映し出されています。貴重すぎます。

更に、旧宝塚大劇場初演以来の歴代ポスターも一挙に展示されていて、宝塚歌劇の草創期から現在に至るまでの1世紀を超える宝塚歌劇の歴史を約880点越えるポスターで振り返る事ができます。映像スペースでは、120インチのスクリーンで、宝塚歌劇にまつわる映像が上映され、様々な角度から宝塚音楽学校・宝塚歌劇を堪能でき、貴重なものばかりで、必ず新たな発見をする事間違いない、まさに宝塚ファンの聖地です。

花のみち|お花に囲まれた美しい道

観劇の日、阪急宝塚駅から大劇場までの“花のみち”を歩くと、自然と心も弾みます。春は桜、初夏にはバラと、季節ごとに違った表情を見せてくれ、とくに桜並木の下で撮った記念写真は今でも宝物です。通り沿いには歌劇関連のお店「宝塚アン」やカフェも多く、舞台写真や貴重なDVDを見ていると、いつもつい長居してしまいます。
ある日には、舞台のリハーサル帰りらしきスターさんとすれ違った経験も!こうした偶然の出会いも、花のみちならではの魅力です。

【トリビア】スターさん(生徒さん)がCS番組や歌劇、グラフの撮影等、平日にされてる事もあり、そういう時に遭遇するとラッキーです。綺麗なスターさん(生徒さん)を身近で見ることが出来ます。

また、花の道には宝塚ならではのグッズや生徒さんが楽屋で使用されたりする商品を販売しているお店もあり、現役生徒さんも購入にお店に立ち寄られてたりします。花の道セルカには、宝塚アンもあり、楽しむ事が出来ます。まさに花の道と花の道界隈も宝塚ファンの聖地です。

Rui
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宝塚アンとは実店舗は2か所のみ、(宝塚の花の道セルカ2階と日比谷シャンテ別館隣りスクワール日比谷ビル3階)知る人ぞ知る宝塚歌劇のDVDやBlu-ray及び歌劇、グラフ~GOODSに至るまで宝塚歌劇関連商品を中心に、劇団四季やミュージカル、海外ミュージカルの商品など西日本最大の品揃えのお店で、再演される時など、初代のミュージカルを観てみたいとか、最近ファンになられた推しの新人公演時代を観たいとか色々なニーズに答えて重宝されるお店です。

宝塚市立手塚治虫記念館|漫画と宝塚のつながり

漫画好きの友人と一緒に足を運んだ「手塚治虫記念館」。入口の火の鳥像で写真を撮り、館内で宝塚と手塚作品の意外な結びつきに驚きました。展示には、リボンの騎士と宝塚歌劇の関係性や、手塚作品に登場する華やかな衣裳のモチーフの解説もあり、ファンとしては新たな視点をもらえます。また「ブラック・ジャック」「火の鳥」など宝塚歌劇団による舞台化エピソードも紹介されていて、とても楽しかったです。

館内では、彼の作品や宝塚との関係を知ることができ、漫画好きの方にもおすすめのスポットです。

Rui
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【トリビア】記念館の前には、有名な【火の鳥】像があり、宝塚歌劇でも花組公演で『ブラックジャック』『火の鳥』が上演されました。

宝塚ホテル|特別な時間を過ごせるホテル

一度は泊まってみたかった宝塚ホテル。伝統と気品にあふれた館内では、劇場帰りの余韻に浸りながら特製ティーセットを楽しみました。レストランでは、各組のトップスターをイメージしたコース料理もあり、ファン心を刺激されます。私が感動したのは2階に並ぶ本物のお衣裳展示。間近で見る豪華な衣裳に圧倒され夢見心地に。また、ディナーショーやファンの集いが行われている時期には、館内がさらに熱気に包まれます。ホテルのスタッフの方と推し活トークで盛り上がったのも良い思い出です。

観劇の思い出をゆっくり振り返るのにぴったりな場所です。宝塚ホテルならではの各組トップスターさんのパネル看板もあり、フォトスポットになっています。2階にはお衣装の展示もあり、スターさんのディナーショーやお茶会も宝塚ホテルでは多く開催されています。

Rui
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【トリビア】宝塚ホテルの支配人は、元月組、組長の憧花ゆりのさんです。劇場や、ホテル内でお見かけする事もよくあります。気さくな方でお声がけしても気軽に対応してくれます。

 宝塚ファンが集まるカフェ|みんなでおしゃべり

観劇前後にぜひ立ち寄りたいのが、花の道セルカ2階の「パスタ」さん。店名はパスタですが、私のお気に入りは“豚高菜ピラフ”や“たらこイカ納豆バターライス”などお米メニュー。注文を待ちながら、店内では熱心なファン同士が公演の感想を語り合っている光景が日常です。また、お隣のサンドウィッチ専門店「ルマン」では、定番の卵サンドやフルーツサンドをテイクアウトすれば幕間のランチがグッと特別になります。何度も通っていると顔なじみができ、宝塚トークに花が咲く“第2の聖地”でもあります。
Rui
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【トリビア】花の道セルカ2階『パスタ』さんは、生徒さんもお気に入りでお店に立ち寄られたり、テイクアウトもされています。並びにある『ルマン』サンドウィッチ専門店ですが、TVでも紹介されたタマゴサンドや、フルーツサンドも有名で、幕間のランチにピッタリで開演前はテイクアウトの人で行列が出来ます。

私のパスタのおすすめは、「豚高菜ピラフ」「山海ピラフ」「たらこイカ納豆バターライス」です。名前は『パスタ』ですが、ピラフが人気で最高に美味しくてボリューミーです。ホワイトオムライスやホワイトピラフもあります。

まとめ|宝塚の魅力をたっぷり楽しもう

単なる観光地紹介を越え、実際に自分の体験や感動・出会いを交えて宝塚巡りのひとときを振り返りました。宝塚の街には、推し活の枠を超えて人生の彩りを与えてくれる「人」や「場所」がたくさんあります。あなたもぜひ、自分だけの感動スポットを増やしながら、観劇旅を楽しんでください。どの場所でも新しい発見と素敵なご縁に出会えますように。

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