宝塚ファンクラブ:私設ファンクラブの活動内容と入会方法

宝塚ファンクラブ活動内容と入会方法 宝塚ファン活動・観劇ライフ

宝塚の舞台を観に行くたびに、公式ファンクラブのほかに、ファン自身が運営する私設ファンクラブ、いわゆる“会”がとても身近な存在であることを実感するようになりました。私も、好きなスターを全力で応援したい気持ちから実際に入会し、会員同士のつながりや推し活ならではの体験をたくさん重ねてきました。ここでは具体的な経験をもとに、初めての方にも分かりやすく会の入会方法や魅力をご紹介します。

宝塚ファンクラブとは? 初心者向けに解説致します

宝塚歌劇団は、日本を代表する女性だけのミュージカル劇団で、多くのファンに愛されています。宝塚ファンクラブに入ることで、チケットの先行予約やタカラジェンヌ(スター)さんと交流できる特典が得られます。※トリビア:タカラジェンヌ=生徒とも呼びます。

宝塚ファンクラブには2種類あります。

  ■公式ファンクラブ(宝塚友の会)とは?

  ■私設ファンクラブの特徴と仕組み

      • 各5組スターごとにファンが運営する私設ファンクラブ
      • チケットの手配、応援活動、お茶会の開催、イベント、入出待ち
Rui
Rui

公式ファンクラブは宝塚歌劇団の公式サイトに記載がありますが、こちらでは、情報として少ない私設ファンクラブの情報を多く発信していきます。

私設ファンクラブの活動内容とリアルな特徴

 ファンクラブ会員限定のチケット優先予約(出演公演優先)

はじめて私設ファンクラブに入ってみて、まず安心感を覚えたのがチケットについてでした。それまでは一般販売で当たらず苦労していましたが、会の力で観たい公演のチケットを手配してもらう機会がとても増えました。観劇直前まで結果を待つドキドキや、仲間同士で連絡を取り合う独特の一体感は、個人では味わえなかった特別な楽しさです。

基本的には、観劇日の3日前~5日前までチケット確保確定かどうかを待つ必要があります。キャンセル待ちがある会もあり、ラッキーな時は前方席で観れる場合もあり、観れなくても特典がある場合もあり、レアなお写真等が手に入る事があります。

宝塚スターとのお茶会や親睦会に参加(会員特典あり)

お茶会に参加した日、スターの登場に会場がパッと華やぎ、トークにみんなが聞き入る光景にワクワクしました。実際にじゃんけん抽選でサイン入りグッズをいただけたこともあり、今でもその時の感動が忘れられません。

お茶会限定GOODS販売もあります。サイン入りのお写真の販売をしている会もあります。今はアクスタやステッカーや、生誕グッズの販売もあります。

Rui
Rui

親睦会とは、ファン同士の親睦を深める会です。

親睦会では、自分と同じ気持ちで推しを応援する仲間と初めて知り合うことができ、観劇が一段と楽しくなりました。時には、サプライズで生徒さんが遊びに来てくれる場合もあります。とても嬉しいサプライズです。最近は暗黙の了解でスターさんが来てくれて抽選会や歌まで歌ってくれる場合がある会もあります。とっても嬉しいですね。

 宝塚スターへプレゼント・ファンレターを送る(渡す)入り出待ち復活!!

ファンクラブを通じて、好きなスターへ、お手紙やプレゼントを贈ることができます。ただし、受け付けられるものにはそれぞれルールがあるため、事前に確認しましょう。入り出待ちがコロナが5類になってから後、少しずつ入り出待ちが復活しています。入り出待ちでは、ファンクラブ会員のみがスターさんに直接お手紙を渡せるチャンスや、身近でスターさんのお話を聞くことができます。

 宝塚観劇のマナーや楽しみ方を学ぶ

会に入って驚いたのは、お揃いの会服や、会員みんなで列を作って並ぶ独特の雰囲気でした。拍手の送り方や応援の仕方なども、最初は戸惑いましたが、今ではチームメイトとして舞台を盛り上げる喜びがあります。スターの個性が光る限定グッズも、会だけの特別なデザインが多くて、観劇に行った記念として大事に集めています。

トリビア:会総見等は、どこで観てるか生徒さんが把握していて、そのお席に向けて特別に目線を送ってくれたりする事も多くある。

宝塚ファンクラブ限定グッズの購入

お茶会や、トップさんの会等大きな会は、お茶会の前日や当日の昼間に会議室を借りてグッズ販売をしている事があります。ファンクラブ限定のグッズが販売されています。スターの写真や貴重なオフ写真も多数あり、オリジナルアイテムが手に入るため、ファンにとっては貴重な機会です。(期間限定で鍵付きネット限定Web販売等をしている会もあります)

宝塚ファンクラブの入会方法と流れ

公式ファンクラブ(宝塚友の会)への入会方法

  1. 宝塚歌劇団の公式サイトにアクセス
  2. 「宝塚友の会」のページを開く
  3. 会員登録をする(年会費を支払う)
  4. 登録完了後、会員カードが届く

私設ファンクラブへの入会方法と注意点

私設ファンクラブの入会手順は思ったよりも昔ながらです。私の体験では、推しジェンヌにあてて入会したい旨を書いた手紙に、返信封筒を添えて送りました。

その後、会から丁寧な案内状と会のルールが書かれた冊子が届き、自分の会員番号も発行され手続きが完了しました。

劇場前で実際に会のスタッフの方に声をかけて説明してもらった経験もありました。最初は少し緊張しますが、推し活がより一層楽しくなった瞬間です。

※トリビア:基本的に私設ファンクラブの掛け持ちは禁止

宝塚ファンクラブ活動で知っておくと便利なこと7選!

私設ファンクラブの入会タイミングを見極める

私設ファンクラブへの入会のタイミング

人気スターのファンクラブは会員数が急増することがあります。早めに入会すると、より良いチケットを確保しやすくなる可能性があります。

※トリビア:常にコツコツとどんな公演でも全国ツアーでも、推しの為に推し活をするのを大切にするのが一番です。いくら初舞台の時からと言っても、現在何も貢献がない場合は、チケットの確保には繋がらないケースもあります。

とはいえ、新人公演内の若い素敵な推しの生徒さんを見つけて、応援し続ける・・・宝塚のファンクラブファン活動歴10年は、よく聞く話しです。

まだ若い子供っぽさのある男役さんが、色気のある大人の男役に成長する過程をずっと応援出来るのはとっても素敵な事ですね。

宝塚お茶会の申し込み方法と注意点

お茶会の申し込みは期間が決まっているため、ファンクラブの案内を見逃さないようにしましょう。締切を過ぎると参加できない場合があります。こちらも推しのスターさんへファンレターを書き、お茶会に是非行ってみたいです。とお手紙に書くとご案内を会から送ってくれます。

宝塚スターへ手紙を書く際のポイント

*名前を憶えてもらえるかも・・・
スターへの手紙は短く簡潔に書くと良いです。好きなところをたくさん書くと喜ばれます。熱心なお手紙を何通も書いて、特徴のある便箋や封筒等も効果あり、覚えてもらえるかも!!

郵送先について基本的には、兵庫県の宝塚歌劇団ですが、推しのスターさんにいち早くお手紙で思いを届けたい場合は、公演中の劇場宛でお手紙を出します。例えば、東京公演中の場合は東京宝塚劇場 楽屋宛になります。※気を付けたいのは短い公演や全国ツアー等は、先送りするといいかもしれませんが、昨今、郵便事情がとても遅く届くので、あまりお勧めしません。

宝塚観劇に持っていくと便利なものとは?

Rui
Rui

劇場内は冷房が効いていることが多いため、羽織るものを持っていくと快適です。オペラグラスもあると、舞台の細かな表情が楽しめます。※トリビア:小さなペットボトルとのど飴、乾燥対策に是非!

 

宝塚スターの入り待ち・出待ちルール

劇場の外でスターを待つ「出待ち」「入り待ち」は、節度を守って行いましょう。大声を出したり、道路をふさいだりしないように注意が必要です。こちらは、登録会のファンクラブが劇場近辺ではきちんと整列し整理された体制で行われています。(コロナが5類になり、少しずつ復活している感じです。以前は、毎日行われていました。2025年は、1公演に1回程度)

宝塚公式グッズと非公式グッズの見分け方

公式グッズは劇場や公式オンラインショップ【キャトルレーヴ オンライン】で販売されていますが、非公式グッズはファンクラブ制作のものが多いため、トラブルを避けるために注意しましょう。登録会は組総見や会総見は、お土産にオリジナルグッズを作り配ります。公演オリジナルグッズやオリジナル写真やコラボ写真の販売もとても貴重です。

SNSで宝塚ファンクラブの最新情報を収集する方法

ファンクラブの最新情報は、そのスターさんのファンクラブに入会している会員さんや友人がSNSで発信されることが多いです。「#宝塚ファンクラブ」「#○○(スター名)FC」などのハッシュタグを検索すると、最新の情報を得ることができます。

Rui
Rui

ファンクラブでは基本的に会の配信のSNSでの拡散等は禁止にしているところが多い為、推しのスターさんが決まったら、私設ファンクラブに入ると、ファンクラブの配信等があり、最新情報が得られます。

後は、宝塚歌劇団の公式サイトはいち早く更新のチェックをしましょう。最近は、宝塚歌劇団公式アプリ【pocket】もあります。

まとめ:宝塚ファンクラブに入って推し活を楽しもう!

宝塚ファンクラブに入ることで、チケットの優先予約やお茶会や会員限定イベントの参加など、多くのメリットがあります。所謂【箱押し】とは、組を応援するという意味になると思います。

私設ファンクラブで何年も応援を続けてきて、辛いことや大変なこともありましたが、その分だけ推しへの思いは深まりました。一緒に応援してきた仲間と観るステージは格別で、会だからこそ体験できるエピソードや笑顔が今の宝物となっています。迷っている方がいたら、まずは一度会の世界を体験してみてほしいです。

※使用されている画像は、著作権フリー素材サイトから取得したもの、または編集部が独自に作成したものです。

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