「いつか宝塚大劇場で、華やかな舞台を生で観てみたい」そう思っていても、初めてだとチケットの手配や劇場での過ごし方など、分からないことばかりで不安を感じていませんか?宝塚歌劇ファンにとって聖地とも言える宝塚大劇場ですが、どこか敷居が高いイメージがあるかもしれません。この記事では、初めて宝塚大劇場を訪れる方に向けて、本拠地ならではの魅力や楽しみ方を余すところなくご紹介します。チケット購入方法から劇場内の施設、観劇マナー、周辺スポットまで、この記事を読めば、初めての宝塚大劇場をとことん満喫できるはずです。さあ、あなたも宝塚歌劇の世界へ足を踏み入れ、夢のようなひとときを過ごしてみませんか?
宝塚大劇場とは?基本情報をチェック
宝塚大劇場の魅力を知るには、その歴史や規模、施設概要といった基本情報を把握しておくことが大切です。これらの情報を事前に知っておくことで、観劇体験がより一層深まります。ここでは、宝塚大劇場の歴史から規模、劇場内の施設まで、知っておくべき基本情報をまとめました。
宝塚大劇場の歴史:夢の舞台の始まり
劇場の規模と座席:どの席で観るのがおすすめ?
劇場内の施設:レストラン、ショップ、ギャラリー
宝塚大劇場の歴史:夢の舞台の始まり
宝塚大劇場の歴史は、宝塚歌劇団の創設者である小林一三氏の理念から始まりました。小林一三氏は、集客のために温泉施設に劇場を併設し、そこで少女歌劇を上演するという斬新なアイデアを実行しました。このアイデアが、現在の宝塚歌劇団と宝塚大劇場の礎となっています。
宝塚大劇場は、数々の名舞台が生まれた場所でもあります。開場以来、多くのスターが誕生し、観客を魅了してきました。例えば、ベルサイユのばらやエリザベートなど、数々の名作がこの舞台で上演され、宝塚歌劇の歴史を彩ってきました。
宝塚歌劇団の発展と共に、宝塚大劇場の歴史も歩んできました。劇場は、時代の変化に合わせて改修や増築を重ね、常に最高の舞台を提供するための努力を続けています。宝塚大劇場は、単なる劇場ではなく、宝塚歌劇の象徴として、多くの人々に愛され続けているのです。

宝塚大劇場の特別な空間は、宝塚駅に着いて降り立ったところからはじまります。様々なスターさんのポスターが目に付き、降りる階段にも宝塚歌劇の男役さんと娘役さんのデュエットダンスのシルエットがあり、そこからの花の道を通り、数年前に移転した宝塚ホテルを横目に宝塚大劇場の入口に辿り着きます。ゲートを入れば、大きな公演ポスターがあり、建物内には、豪華なシャンデリアがたくさんあり、素敵な世界観は本拠地ならではの魅力です。
劇場の規模と座席:どの席で観るのがおすすめ?
宝塚大劇場の総座席数は約2,500席で、1階席、2階席に分かれています。各階によって座席からの見え方が異なり、それぞれに特徴があります。例えば、1階席は舞台全体を見渡せる迫力のある席が多く、2階席は舞台全体を見やすく、2階後方は比較的リーズナブルな価格で観劇できるという特徴があります。
SS席、S席、A席、B席は、座席の位置によって料金が異なります。SS席は最も舞台に近い席で、スターの表情や衣装の細部まで見ることができます。S席は席種の中で一番多くとても観やすいお席です。A席はS席よりも少し後方の席で、舞台全体を見渡せるバランスの取れた席です。B席は比較的後方の席で、リーズナブルな価格で観劇できます。
座席からの見え方は、座席の位置によって大きく異なります。舞台全体を見渡したい場合は、2階席がおすすめです。スターの表情や衣装の細部まで見たい場合は、1階席の前方がおすすめです。座席を選ぶ際には、自分の予算や好みに合わせて、最適な席を選びましょう。

2階席の魅力は、推しがまだ若い学年の場合、1階席だとスターさんにかぶってしまいずっと追っかける事ができないので、2階席からですと、ず~~と双眼鏡で追いかけて観れますのでお勧めです。また新しい推しを探すのにもよく見えて最適です。
1階席はよく観えるのはもちろんですが、客席降りがあった場合は通路に近いとすぐ近くにスターさんが来てくれます。タッチもできる可能性大で魅力的です。
劇場内の施設:レストラン、ショップ、ギャラリー、チャイルドルーム(小さなお子様がいても安心)
宝塚大劇場の中にはたくさんのスペシャルな施設がたくさんありますので少しずつピックアップして私のお気に入りのポイントも含めてご案内いたします。
宝塚大劇場には、観劇前後に楽しめるレストランがあります。劇場内には、和食、洋食、カフェなど、さまざまなジャンルのレストランがあり、観劇前後の食事や休憩に利用できます。特に、宝塚ホテルが運営するレストランでは、宝塚歌劇をテーマにしたメニューや公演ドリンクも楽しめます。
宝塚大劇場 レストラン
カフェテリア「フルール」
宝塚大劇場の建物に入った正面で一番に目に入ってくるレストランです。公演特別メニューや公演デザートがあり、観る前後にも公演にひたることができます。

ドリンクバーは、ヴァイオレットシロップとソーダを自分で混ぜて作ったりと種類がとても豊富で楽しめます。
キャトルレーヴ
お土産には、宝塚大劇場でしか手に入らないオリジナルグッズがおすすめです。劇場内のショップでは、公演プログラム、CD、DVD、宝塚歌劇のスターグッズなど、さまざまな商品が販売されています。特に、宝塚歌劇のスターがデザインされたグッズは、ファンにとって特別な記念品となるでしょう。
宝塚歌劇の殿堂
宝塚の歴史に触れることができるギャラリーもあります。劇場内には、宝塚歌劇の歴史を紹介するギャラリーがあり、過去の公演の写真や衣装、舞台小道具などが展示されています。ギャラリーでは、宝塚歌劇の歴史や文化に触れることができ、観劇体験をより一層深めることができます。
Salon de Takarazuka ステージスタジオ
- タカラヅカストーリー(衣裳を着用した写真撮影)
- タカラヅカファンタジー(スターとの2ショット合成写真)

オスカルやフェルゼン、マリーアントワネット、トートにエリザベートetcのお衣装があり、希望でメイクもしてくれます。宝塚大劇場ならではの豪華なお衣装とメイクにまるで別人のスターに自分もなる事ができます。いつも予約がたくさん入っていると聞きます。是非、予約をお忘れなく。
宝塚大劇場 チャイルドルーム
- 専門のベビーシッターさんがいるので安心
- 観劇中の緊急時はお席まで呼びに来てくれます(その為、事前に席番は必要になります)
- ベビーベッドが完備されていたり(プレイルームとベッドルームがわかれてる為、お昼寝もぐっすり!です)
- すべり台や積み木など楽しい玩具が充実しているので、楽しく遊んで過ごしていただけます
- 保育サービス業総合補償制度に加入している施設の為、万が一の事故にも備えています

チャイルドルームは、本拠地ならではで宝塚大劇場の施設の為、何かあっても座席まで呼びに来てくれるので、安心して夢の世界へ・・・いつも忙しいママやパパに癒しのひとときをくれます。私もチャイルドルーム利用経験者です。当時はポケベルを持たされていましたが(笑)安心してゆっくり観劇する事ができました。本当に助かります。

初めてでも安心!チケット購入&劇場へのアクセス
宝塚大劇場での観劇を成功させるためには、チケットの購入方法や劇場へのアクセス方法を事前に把握しておくことが重要です。ここでは、チケットの購入方法から劇場へのアクセス方法、持ち物まで、初めての観劇に必要な情報をまとめました。
* チケット購入方法:インターネット、電話、窓口
* 劇場へのアクセス:電車、バス、車
* 持ち物と服装:何を持っていくべき?
チケット購入方法:インターネット、電話、窓口
公式ホームページでの購入は、最も一般的なチケット購入方法です。宝塚歌劇団の公式ホームページでは、公演スケジュールや座席表を確認しながら、オンラインでチケットを購入できます。公式ホームページでは、先行予約や会員限定の特典など、さまざまなサービスが提供されています。
チケット販売サイトの活用もおすすめです。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなど、さまざまなチケット販売サイトで宝塚歌劇のチケットを購入できます。これらのサイトでは、公式ホームページで売り切れてしまったチケットや、割引価格で販売されているチケットを見つけることができる場合があります。
当日券の入手方法は、公演当日、劇場窓口で販売されるチケットを購入する方法です。当日券は、公演によっては販売されない場合や、販売枚数が限られている場合があります。当日券を狙う場合は、早めに劇場に到着し、窓口で確認することをおすすめします。
劇場へのアクセス:電車、バス、車
最寄りの駅からのアクセスは、阪急電鉄宝塚線・今津線の宝塚駅が最寄り駅です。宝塚駅から宝塚大劇場までは、徒歩約10分です。駅からの道順は、案内板が設置されているため、迷うことはないでしょう。
バスの利用方法は、阪急バスが宝塚駅前から宝塚大劇場まで運行しています。バスを利用する場合は、宝塚駅前のバス停から乗車し、宝塚大劇場前で下車してください。バスは、電車よりも時間がかかる場合がありますので、時間に余裕を持って利用することをおすすめします。
駐車場情報は、宝塚大劇場には専用駐車場がありません。周辺の駐車場を利用する必要があります。周辺には、有料駐車場がいくつかありますが、公演日は混雑が予想されます。車で来場する場合は、早めに到着し、駐車場を確保することをおすすめします。
持ち物と服装:何を持っていくべき?
双眼鏡の必要性は、座席の位置によって異なります。後方の席や2階席、3階席で観劇する場合は、双眼鏡があるとスターの表情や衣装の細部まで見ることができ、より一層観劇を楽しめます。
オペラグラスの貸し出し情報は、宝塚大劇場ではオペラグラスの貸し出しを行っています。オペラグラスは、劇場内の貸し出し窓口で借りることができます。オペラグラスを借りる際には、身分証明書が必要となる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
服装の選び方は、特に決まりはありませんが、観劇にふさわしい服装を心がけましょう。カジュアルすぎる服装や、露出の多い服装は避け、落ち着いた雰囲気の服装がおすすめです。また、劇場内は空調が効いているため、羽織るものを持参すると良いでしょう。
宝塚大劇場をとことん楽しむ!観劇マナーと楽しみ方
宝塚大劇場での観劇は、特別な体験です。しかし、その体験をより良いものにするためには、観劇マナーを守ることが大切です。ここでは、観劇マナーから公演プログラムの情報まで、宝塚歌劇の世界をより深く楽しむための情報をまとめました。
* 観劇マナー:拍手、手拍子、応援
* 観劇中の注意点:飲食、撮影、私語
* 公演プログラム:事前にチェックしよう
観劇マナー:拍手、手拍子、応援
拍手のタイミングは、公演によって異なりますが、一般的には、幕が開いた時、スターが登場した時、歌やダンスが終わった時、フィナーレなどです。拍手は、出演者への感謝の気持ちを表すものであり、積極的に拍手を送りましょう。ただし、静かな場面や感動的な場面では、拍手を控えることも大切です。
手拍子の入れ方は、公演によって異なりますが、一般的には、アップテンポな曲や、盛り上がりたい場面で手拍子を入れます。手拍子は、リズムに合わせて、一定の速さで叩くことが大切です。ただし、バラードや静かな曲では、手拍子を控えるようにしましょう。
応援グッズの使用方法は、宝塚大劇場では、ペンライトやうちわなどの応援グッズの使用が許可されています。応援グッズは、公演を盛り上げるためのものであり、積極的に使用しましょう。ただし、周りの観客の迷惑にならないように、応援グッズを使用する際には、注意が必要です。
観劇中の注意点:飲食、撮影、私語
飲食可能な場所と時間は、宝塚大劇場では、客席内での飲食は禁止されています。飲食は、ロビーやレストランなど、指定された場所で行うようにしましょう。また、開演前や休憩時間など、指定された時間以外は、飲食を控えるようにしましょう。
写真撮影の可否は、宝塚大劇場では、客席内での写真撮影は禁止されています。写真撮影は、ロビーや劇場入口など、指定された場所で行うようにしましょう。また、著作権の関係上、公演中の舞台を撮影することは、禁止されています。
観劇中の私語は控えめに、宝塚大劇場では、観劇中の私語は、周りの観客の迷惑になります。観劇中は、静かに鑑賞するように心がけましょう。もし、どうしても話したいことがある場合は、休憩時間など、他の観客の迷惑にならない場所で話すようにしましょう。
公演プログラム:事前にチェックしよう
公演プログラムの内容は、公演の概要、出演者紹介、舞台写真、楽曲リストなどです。公演プログラムを読むことで、公演の内容をより深く理解することができます。また、公演プログラムには、出演者のインタビューや舞台裏の話など、貴重な情報が掲載されていることもあります。
プログラムの購入場所とタイミングは、宝塚大劇場のロビーや劇場入口などで購入できます。プログラムは、開演前や休憩時間などに購入するのがおすすめです。また、公演によっては、オンラインショップでも購入できる場合があります。
プログラムを読むことで得られる情報は、公演の内容をより深く理解できるだけでなく、出演者の魅力や舞台裏の苦労などを知ることができます。プログラムを読むことで、観劇体験がより一層豊かになるでしょう。
観劇後も楽しめる!周辺スポット情報
宝塚大劇場での観劇は、特別な一日を締めくくる素晴らしい体験です。しかし、その感動をさらに深めるために、周辺のスポットを訪れてみるのはいかがでしょうか。ここでは、観劇後も楽しめる周辺スポット情報をまとめました。
* 宝塚ホテル:優雅な時間を過ごせるホテル
* 手塚治虫記念館:漫画の世界に浸る
* 宝塚市立文化施設:歴史と文化に触れる
宝塚ホテル:優雅な時間を過ごせるホテル
宝塚歌劇をテーマにした客室は、宝塚ホテルならではの魅力です。客室には、宝塚歌劇のスターの写真や舞台衣装が飾られており、宝塚歌劇の世界観を存分に楽しむことができます。また、客室からは、宝塚大劇場の美しい景色を眺めることができます。
レストランでの食事とアフタヌーンティーは、宝塚ホテルでの滞在をさらに特別なものにします。ホテル内のレストランでは、地元の食材を使った料理や、宝塚歌劇をイメージしたメニューを楽しむことができます。また、アフタヌーンティーは、優雅な時間を過ごすのに最適です。
宿泊プランと予約方法は、宝塚ホテルの公式ホームページや、旅行予約サイトなどで確認できます。宿泊プランは、朝食付き、夕食付き、宝塚歌劇のチケット付きなど、さまざまなプランが用意されています。予約は、早めにすることをおすすめします。
手塚治虫記念館:漫画の世界に浸る
手塚治虫の生涯と作品は、日本の漫画文化に大きな影響を与えました。手塚治虫記念館では、手塚治虫の生涯や作品を紹介する展示が行われています。展示では、手塚治虫の原画やアニメーション作品などを見ることができます。
展示内容と見どころは、手塚治虫の代表作である「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」、「ブラック・ジャック」などの展示です。展示では、手塚治虫の創造力やメッセージに触れることができます。また、記念館内には、手塚治虫の作品をモチーフにした遊具やアトラクションもあります。
アクセス方法と開館時間は、手塚治虫記念館は、宝塚駅から徒歩約10分の場所にあります。開館時間は、午前9時30分から午後5時までです。休館日は、毎週水曜日(祝日の場合は翌日)です。
宝塚市立文化施設:歴史と文化に触れる
宝塚の歴史と文化を紹介する展示は、宝塚市立文化施設で行われています。展示では、宝塚の歴史や文化、産業などを紹介する資料や写真などが展示されています。展示を見ることで、宝塚の魅力をより深く知ることができます。
イベント情報と参加方法は、宝塚市立文化施設のホームページや、広報誌などで確認できます。イベントは、講演会、ワークショップ、展示会など、さまざまなイベントが開催されています。イベントに参加することで、宝塚の歴史や文化をより深く体験することができます。
アクセス方法と開館時間は、宝塚市立文化施設は、宝塚駅から徒歩約5分の場所にあります。開館時間は、午前9時から午後5時までです。休館日は、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)です。
まとめ
宝塚大劇場は、一度訪れたら忘れられない感動と興奮を与えてくれる場所です。この記事を参考に、ぜひ宝塚大劇場へ足を運び、夢の世界を体験してください。そして、宝塚歌劇の素晴らしさを存分に楽しんでください。

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